2010年07月10日

早期英語教育について考える

来年度から小学校での英語教育が必修化される。
息子(小1)の学校でも早速イギリス人の先生が来て授業をしたらしい。

語学の早期教育については賛否両論があり
私も何を信じたらいいのかまったくわからない状態。

確かに言語はたくさん話せれば話せるほどいいと思う。
だって、世界中のいろんな人と直接語り合えるってすごいじゃん!!
そして、日本語を覚えるみたいに英語が自然に身についたら
そりゃぁそりゃぁいいと思う。

でもさ、日本語の読み書きもままならない小学生に英語の授業って必要なのかな。
ましてや日本語でのおしゃべりを楽しみだしたばかりの2歳、3歳児を
英語漬けにするってどうなの??とも思ってしまう。

あまり人には言いたくないのだが、じつは、
私は高校時代アメリカに1年留学していたことがある。
親の反対を押しきって入学した女子校があまりに退屈で
何の目的意識もなくただの現実逃避で行ったお遊び留学。

もちろん、英語なんて全然得意じゃないし、外タレにもまったく興味なし。

そんな私でも単身でアメリカに行って3ヵ月経った頃
スポン!と耳栓が取れたみたいに(よく使われる表現だけどコレホント!)
何もかもが聞き取れるようになった。
1年経って帰国した直後はときどき日本語の単語が出てこないほど。
そのまま大学受験に突入したんで文法や長文読解力をしっかり身に付け
大学1年時にはTIMEを定期購読して読んでいた。

しか〜し、恋やサークルにうつつを抜かし、
英語以外の勉強に没頭したりしているうちに
ものすごいスピードで英語力は衰え、
今や仕事で外国人から電話がかかってくるとドキドキしてしまう有様。

こんな個人的経験から、語学ってのは

「必要に迫られれば誰にでも身につくし、
必要がなくなればどんどん忘れてしまうもの」


という当たり前のことに気がついた。

要するに、週に何回か英会話教室に通ったって、
家で何時間か英語のDVD観せたって英語ペラペラにはならないってこと。
家庭で親と英語でしかコミュニケーションが取れないとか
学校の授業が全部英語だとか、そういう必要性がないと
日本に居ながら子どもが英語ペラペラになるってのは難しいと思う。

そんでもって、留学を通じてもうひとつ気づいたのが

「別にネイティブみたいに喋れなくたっていいじゃん。
だってネイティブじゃないんだから!」


ということ。

先天的語学センスゼロの私は英語発音が苦手でお世辞にもネイティブスピーカーみたいではない。
留学中も流暢にしゃべっているヨーロッパからの留学生を密かにカッコイイな〜と思っていた。

ところが!ある日ホストシスターに
「私、彼女の英語よくわからない。あなたの英語の方がずっと聞き取りやすいよ」
と言われてビックリ!そ・そうなの?!彼女の英語、訛ってるの?!
あまりに彼女が堂々としてるんで、実はちょっと通じてないなんて全然気がつかなかった!

この一件以来、自分の発音の悪さを気にしなくなり
「ジャパニーズイングリッシュだって通じればいいじゃん!」
と思いっきり開き直ることができた。

職場が赤坂なんで外国人とミーティングしている日本のサラリーマンをよくみかけるけど、
結構すごい発音の人が多いのに驚く。
でも本人は「そんなことどうでもいいさ」って感じで楽しそうにしかも完璧に会話をしている。
筑紫哲也さんの英語の発音も凄まじかったけど
外国人ゲストとのコミュニケーションにはまったく不都合なく、
内容は知的でウィットに富んでいてホントにカッコイイ!

日本人はネイティブに憧れすぎじゃないかな。
言葉なんて通じればいいと思うんだけどね。

まあ、そんなわけで結局、
我が家の早期英語教育は何もしないってことになりそう。
ヘンに無理強いして英語アレルギーになっても困るしね。
手間暇かけずにできることと言えば映画を日本語吹き替えではなく原語で観るくらいかな。

ちょっと気になるのが小学生の夏休み短期留学ってやつ。
小3で学童が終わっちゃうし、4年生以降の夏休み居場所確保に
息子を単身留学させるってどうだろう?

10代前半の感動体験がその人の人生を決めるって言うし。
短期なんで語学の習得は期待できないけど、海の遥か向こうで親元離れて生活するって
10代の幕開けにふさわしい冒険じゃない〜?!

とりあえず、息子が10代になったらいろいろ検討してみよう。
かわいい子には旅させろってね。

夏休みのお弁当つくりからも解放されるしさ〜!!




「この記事、ちょっと役に立ったな〜」と思った方はポチッとお願いします。↓
   にほんブログ村 子育てブログ 育児グッズへ    banner_02.gif   
posted by まめつぶ at 01:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 出産・育児体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
英語の件は、深い話ですよね。
私の周りの英語が出来る人は「早期教育はいらない。中一からでいい」というし、英語が出来ない人は「英語に親しんで欲しい」と思っていると思う。
私は英語ができないのでどちらの意見もわかるけど、やっぱり中一からでいいと思う。
 私は旅が好きで、ハワイに数ヶ月いたことがあります。そこでは色々な地方のアメリカ人が来たけど、発音はバラバラ。日本人でも地方によって標準語以外にも訛りがあるんだから、当たり前の話でした。完全に聞き取れていた訳じゃないけど、訛りはあって当たり前。そういうことを気にする人は全くいませんでした。本当に通じればいい、という感じでした。
 まめつぶさんのおっしゃる通り、通じればいい、言葉は道具なんだからコミュニケーションを楽しめばいい、と思うのです。
 でもだからといって、中一から習う英語はとても大切でした。あの発音記号だって、あの通りにやると聞き取れる発音で話せるし。イギリスに宿泊したいと思って書いた英語は、そこのホストファミリーから「あなたの英語はクイーンズ・イングリッシュね」と褒められたことがあったし。
 だからたぶん、英語が出来る人は中一からの英語をきちんとやりなさいと思っているんだと思います。耳が慣れても、汚い英語、きちんとしていない英語だとどの国の人からも学がないと馬鹿にされるし。日本でもそうですよね、話せるけど読めない、書けないというのは義務教育以前の昔を思い出しますから。

 話は変わりますが、子供に旅をさせるのはいいですよね。私も母に小学生の時とか、郷土史講座、島を探検させるツアー、その他色々と一人で行かされたことがあります。今でもその記憶はあるし、いい経験だったと思います。私自身は全く何者かになってない、ただの凡人だけど、でもいい経験でした。視野は広がります。

 私は↓の記事の「いきもの」「おとうさん」は、ものすごく良い視点ですごく好きです。発想がとてもすばらしいですよね。
Posted by ぼたん at 2010年07月10日 12:06
↓↓バッグの型紙配信、期待してます。
いつも本当に素敵です・・・こんな風に素敵に作れるようになってみたい!

↓私は子供のころから通信教育は全て中途半端でした。
Z会って一般の人も出来るんでしょうか?何だか、Z会って限られた人しか受講できないものってイメージが昔からありますが・・・

で、英語。
私は中学までは特に困りませんでしたが、高校、短大と本当にギリギリ、授業に出ていたから何とか単位をもらえた口です。赤点とか当たり前。文法なんて全く解りません。
それに、職場が研究所系の事務だったりしたこともあって、外国人が普通にたくさん居ましたが、英語が全く駄目な私は書類1枚届けるのにも物凄く緊張して大変でした。
そんな経験から、娘には月1回、英語の歌を楽しむ会と、今行っているプレでは週一で外国人の英語のクラスを受けてます。
英語が楽しいって思ってもらえればとの思いからです。

夫は留学経験ゼロ、新婚旅行まで海外に行った事もありませんでしたが、受験英語ののみで、現在は海外出張をこなしてます。そんな夫から言われるのは「英語は必要に迫られないとやらないし、覚えない」って。

実は娘のプレの時間を利用して、私も英語を習ってますが、中学英語のやり直しです。文法が間違っていようが、単語を並べるだけだって、コミュニケーションは取れる、押し黙ってしまうのがいけないのよって言われながら授業してます(笑)

何だか支離滅裂になってしまいましたが・・・10代になって、短期留学させるのって素敵ですね。語学云々より、異文化に触れるって凄く良い機会かもって思いました。
Posted by kumacocco at 2010年07月11日 05:54
>ぼたん さま

話せるだけじゃダメできちんとした英語ができないとというのは
すっごくわかります!
私の周りにも留学したはいいけれど
覚えたのはスラングとドラッグだけって人がいました。
学校で教わる英語はやっぱり基本ですよね。
私の場合、基本の英文法は帰国後に一から学びなおしたのですが
きちんとした会話というのは、きちんとした英文法の
うえに成り立っているんだということがわかってビックリでした。

1人で郷土史講座や島探検ツアーって、渋いですね〜!
10代前半は親からの自立をテーマにいろんなことに挑戦させたいです!
親と一緒に何かをする最後の時期でもありますしね!

とっても大事なこの時期に、お受験塾の夏期講習漬にしてしまうのは
すっごくもったいない気がしてしまいます。
Posted by まめつぶ at 2010年07月12日 23:58
>kumacocco さん

Z会は何となく敷居が高いですが、お金さえ払えば誰でも受講できますよ!
子供だましのガラクタがないし、良問ぞろいでお勧めです。

kumacoccoさんのご主人の言うことは、まさにそのとおり!って感じですね。
同じことを勉強しても、必要に迫られたときの習得力というのは桁違いですからね〜。
娘さんは英語のクラスを楽しんでいますか?
kumacoccoさんみたいに軽〜い気持ちで楽しくやらせて
あげるのが一番だと思います。
ママも一緒に楽しめたら、きっと娘さんもいっそう楽しめるんじゃないでしょうか。

バッグの型紙アップしました!
ぜひ作ってまたブログで拝見させてください〜!


Posted by まめつぶ at 2010年07月13日 00:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。